岩田采佳さん(会社員)
セットで記入することで
日々の幸せ度がアップ
まさに手帳のお手本! 丁寧に色分けされ、眺めているだけで毎日ワクワク過ごせそうな岩田采佳さんのアクションプランナー。使い始めてから、大きく3つの嬉しい変化が生まれたそうです。
休日の空き時間が、浪費から投資に変化
「記入欄の幅が広くて、かつ30分刻みのボックスなのが書きやすい。バーチカルのタイプをいくつか使ったことがありましたが、アクションプランナーは初めてしっくりときた手帳でした」と話す、岩田さん。アクションプランナー歴2年ですが、早くも毎日に大きな変化があるそうです。
ひとつ目は、空き時間が見えるようになり、土日の使い方が浪費から投資になったこと。「ひとつひとつのアポにかかる時間の量を手帳に面で書くようになってから、暇な時間の長さを把握できて目標や夢を計画しやすくなりました。結果、インスタグラムでの発信や土日でのワークショップ開催を通して、手帳の書き方を教える活動を始めることができました」。
ふたつ目に、毎日の振り返りを活かして、スケジュールを組めるようになったこと。「以前は手帳のスペースが小さくて、別のノートに日記を書いていました。一方、アクションプランナーはスペースがたっぷりあるため、『この予定は楽しかった/つまらなかった』『なぜ楽しかったか/つまらなかったか』等の振り返りを、予定と一緒に記入できるように。ざっくりと週単位で予定を組むのですが、以前退屈だと感じたのと似た予定は入れないなど、振り返りを活かすようにしています。アクションプランナーは、振り返りも予定も本来はセットになっているべき、というのを気づかせてくれました」。
振り返りを見ながらスケジュールを立てることで、自分がごきげんである可能性が高くなるよう仕組むことが可能に。さらに、仕事で大きな成果を出したこともあるそうです。「仕事とは別に土日に手帳術のワークショップを開催したら、その振り返りがいつも『楽しかった』だったんです。それで、『こんなに自分の満足度が高いなら続けてみよう』『会社で大人数を対象にセミナーをしたときは、あまりワクワク感はなかった。自分に向いているのは少人数のセミナー形式なのかも?』などと振り返り、会社に顧客向けの課題改善ワークショップ提案したんです。すると、お客様には好評で、会社からも個人表彰をいただきました。アクションプランナーによって、プライベートの楽しさが本業にもつながることを強く感じました」
あえて紙に書くことで、自分に正直になれる
3つ目に、アクションプランナーを使い始めてから、心身共にリラックスして過ごせるようになったと岩田さんは続けます。「予定という面が埋まりすぎるとパンクすることが分かり、あえて予定を断ることもできるようになったんです。以前は飲み会に誘われたらすべて行くというスタンスでしたが、疲れて翌日に支障が出ることも。今は無理に予定を詰め込まないようにしています。意識的に休む時間を作ることの大切さを、私は書くことで経験として学んだと思います」。リラックスタイムは、緑の蛍光メーカーでフチ取り。週に1度は、その時間を作るように工夫しているそうです。
1日の終わりやお昼休みの時間にアクションプランナーを開いて、予定を組んだり振り返りを行う。それは、岩田さんにとって、自分の気持ちを吐き出せる癒しの時間でもあります。「デジタル化が進んでいますが、紙に書くゆっくりとしたテンポのほうが考える速度に合っているし、自分に正直になれる気がします。多くの人は、ただ予定を管理したり暇を見つけたいのではなくて、『その先も充実した人生を送りたい』と願っているのではないでしょうか。デジタル手帳ユーザーで予定をこなすだけになっている方にこそ、『紙に戻ってみたらいかがですか』と伝えたいですね」。
岩田采佳
本業でセミナー講師兼セールスをする傍ら、手帳ワークショップ講師として活躍。「手帳をシンプルに運用し、平日も週末も楽しい時間を過ごせるように」という思いを込めて、手帳術を中心に情報を発信している。分かりやすく真似しやすい講座が人気。